金堂の建造物について

金堂の建造物について

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1603年に現在の金堂が再建されるにあたり、その構造は過去の建築様式と、当時の最新の技術を組み合わせました。長い柱を通す虹粱と、柱に肘木を挿し込む挿肘木が特徴である大仏様と、和様のシンプルな曲線を組み合わせた折衷様式になっています。 外壁、、装飾は、当時は明るい色で施されていました。外観からみると二つの屋根があるため、二階建て構造のように見えますが、内部は一つの空間になっており、その天井は高さ約12メートルもあります。 建物の正面の軒を高くした所にある両開きの扉は奈良の東大寺大仏殿などにも見られる特徴です。 この窓は金堂で式典が行われる際には開かれることもあり、内部の仏像に光が当たるようになっています。

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