国宝観智院

桃山時代 慶長10年 1605年
入母屋造 / こけら葺

観智院

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観智院は東寺の塔頭で、14世紀以来、東寺の勧学院でありました。 創建は、後宇多法皇の発願により杲宝(1306-1362)によって建てられました。 現在の建物は、杲宝が建てた建物が地震によって倒壊した後の1605年に再建されたものです。 観智院は、密教の膨大な聖経類を所蔵しており、有名な剣豪である宮本武蔵(1584–1645)による襖絵と本尊の五大虚空蔵菩薩で知られています。武蔵による2つの襖絵は、竹林と、獲物に襲いかかる鷲を描いた絵です。 武蔵はある決闘に勝利した後に観智院に滞在したと言われています。観智院の蔵には、日本で最大の密教の経典類のコレクションが保存されていました。また、客殿は国宝に指定され、五大虚空蔵菩薩像は重要文化財に指定されています。

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